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彼女たちの革命前夜の010101010101010のレビュー・感想・評価

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)
3.2
原題は『不正行為』。
だが、邦題の『彼女たちの革命前夜』だと、そこには女性解放運動だけではない、もう一つの「革命」も反映されている。
ゆえに、邦題の方がいいように感じられた、非常に珍しい例。

その「革命」とは、いうまでもなく黒人が白人と同等の権利を獲得した瞬間のことである。

それぞれの人間がちゃんと描かれて見えて、真摯さを感じた。

今なお、声を上げるべき様々なことがあると思う。
都合の悪い者たちは、時に、それを「不正行為」として取り締まろうとする。
しかし(最低限の倫理は前提とした上で)、まっとうに行動することは大事。
どちらがまっとうな主張なのかは、やがて歴史が証明してくれるだろう。