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わたしはダフネののんchanのレビュー・感想・評価

わたしはダフネ(2019年製作の映画)
4.1
劇場で観たかったけど、あっという間に終わってしまったので、配信を待ってました❣️


《ダウン症で生まれたダフネ》
・お洒落に敏感で髪を赤く染めてる
・ファッションも部屋の中もセンス抜群
・社交的でダンスが得意
・ジムで身体を鍛えてる
・スーパーの仕事が大好き
・お菓子屋を開くのが夢
・頭の回転が早くて言葉が巧み
・PCやネット関連が得意

突然に最愛のママを亡くし何日も泣き明かすけど、ある時から吹っ切って、年老いた父を心配する。

父親は妻の死を受け止めきれず、精神疲労から立ち直れない。
自分は年老い1人残すことになるダフネが気掛かり。

葬儀が終わり、ダフネはスーパーの仕事に戻ると、そこには愛溢れる優しい上司や仲間達が復帰パーティ🥳を開いて待っていてくれる。

新しく入ったパートの女の子に優しく声掛けして、彼女からは頼られ愛されているダフネ💞

ある日ダフネは弱っている父に提案する💡
ママの墓参りを兼ね、母の生まれ故郷(車で数時間)まで2人で歩いて訪ねようと❗️
そこからは2人👨‍👧の距離感がグッと縮まる、お互いを思い合い💞掛け替えのない旅🎒🥾🧣🌂になる。

ダウン症の程度はそれぞれだろうが、ダフネは意思が強くてとにかく賢い‼️
母の実家に無事に辿り着いた2人は、いつしか父娘(親子)の関係が逆転していた。
疲れてワガママを言う父を、黙って見守り、締め切っていて湿気のある家の窓を開放して行くダフネ。その姿はもうママにしか見えない🥲
旅の終わりに父親に渡そうと用意していた🎁がまた涙を誘う😭



日本の書家、金澤翔子さんもいつも気に掛かる方。同じような年頃かしら?と思いながらイタリアと日本、国は違えど親子の気持ちは全く同じ。2人ともに長生きしていただきたい🙏



※ダフネ役=カロリーナ・ラスパンティ
1984年、イタリア・エミリア・ロマーニャ州生まれ。優秀な成績で卒業後、地元の生協スーパーに就職し現在も働いている。2冊の自伝小説を上梓し、本の収益は全てダウン症の人々を支援する協会に寄付されている。
   
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