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耳をすませばのRRのネタバレレビュー・内容・結末

耳をすませば(2022年製作の映画)
1.4

このレビューはネタバレを含みます

期待はしてなかったけど、やっぱり好きではなかった。アニメの「耳をすませば」は、思い入れがある青春時代の映画がだから尚更実写バージョンは、キツかったな。

完全に10年後だけを描いたのかと思いきや、過去(アニメと同じ)のシーンもかなりあって、あ、セリフも同じなんだ〜って、ちょっと嫌だったな。ところどころ変えてたのもなんかな。ヴァイオリンがチェロ、カントリーロードが翼をください、、、

配役は良かったと思うけど、中学時代のしずくが元気良すぎてイメージとかけ離れていた、、

極め付けは、日本映画にありがちな、海外なのに、何故か現地の人達も日本人的な空気を醸し出す演出。あの演劇感がかなり苦手。そしてあのシーン。しずくが誠司の家に行って、誠司の音楽仲間の女が尋ねてくるシーン。なぜ、昼ドラが始まる!?って思ったよ、、

心の声に耳をすませるっていうメッセージは良かったな。





しかし、誠司くんみたいな人ってどこにいるんだろう?
10年遠距離で最後は完璧なプロポーズしてくれて、世界中の男が誠司くんみたいに誠実だったら良いのにと思った。

でも、よくよく考えると、しずくの事を10年もほったらかしにして、安心感を与えない、しかもせっかくイタリアに訪ねて行ったのに、何の関係もない女を家に入れる、その後手紙を送ってきたと思ったら、一言も世界で一番大切な人とか書いてない。突然、自分の都合で日本に帰ってきて、プロポーズ、俺しずくがいないとダメって、、結論、最後まで俺様だな、誠司くん。


もっと、ノスタルジックな雰囲気だったら良かったなと思う。





開始15分ぐらいで飽きてしまった。記念すべき初めての邦画inシアター。


そして、何か違和感あると思ったら、字幕がないっていう事に気づいて、それは見易かったなと思う。映画とは何の関係もないけど。
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