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耳をすませばのsのネタバレレビュー・内容・結末

耳をすませば(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジブリパーク前なのでテンション上げるために。

アニメーションを実写映像化するって難しいんだなぁと感じた。
10年後の現在はまだ気にならないんだけど(ストーリーの内容は置いておいて)、ジブリ本編(10年前)を実写化してるのはオリジナルリスペクトで作ってるのは分かるんだけど、あまりにも喋り方の強弱が気になってしまった。

ストーリーとしては10年も会わずに(?)好きでい続けられるって正直ファンタジー。
イタリアでチェリストとなった聖司、物語を書きながら編集者として働く雫。書いても作品としては認められない雫は仕事でも上手くいかず。聖司もチェリストにはなったけど葛藤もある。夢と仕事、そして聖司との関係にも思い悩んだ雫は聖司に会いにイタリアまで行くけど、聖司に片想いする演奏仲間も出てきたりして、、すれ違い帰国してしまう。
でもそのあと手紙でやり取りして、お互いもう一度頑張ろうと励まし合って?聖司帰国して?結婚??

え、嘘でしょ、、となってしまうのですが、、。10年遠距離で過ごしたのと一緒に隣で過ごすのとでは互いに知らない面が出てくると思うけど、、とか考えちゃって一気にスンとなる。夢見心地が過ぎる。

翼をください、、?カントリーロードはどうした?"耳をすませば"の代名詞なのに?
プロデューサーさんの記事も読んだけど、「ストーリーが違うから」って書いてたけど「???」って感じ。10年後をオリジナルで描いてはいるけど設定とかは原作ありきなんだからそこ変える必要あるのか、むしろ変えてくれるなという感想。劇中でも何度も流れる曲でこの作品の象徴的なものなのに。大人の事情なのか狙ってなのかは分からないけど正直カントリーロードじゃないのならばいらないかな。変わったのは聖司がバイオリンからチェロになったのもか、正直そこは個人的にはあまり気にならなかったけど。
オリジナルで作るのなら原作の設定を活かすのは分かるけど、あそこまで原作アニメに喋りかたまで寄せて実写化の映像を入れなければいいのに、、宣伝等で“10年後を描く〜”的な原作ファンを煽るようなこと入れなければいいのに、と思ってしまうね。

エンディングやエンドロールで原作と同じ演出や台詞回し、映像の画角とかリスペクトは感じるけど、わざわざ描かなくていい未来かなと思ったというのが正直な感想。
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