ふたば

耳をすませばのふたばのネタバレレビュー・内容・結末

耳をすませば(2022年製作の映画)
1.4

このレビューはネタバレを含みます

2024年5月10日、金ローで途中から鑑賞

カフェで話して切り上げる時に「この後、俺のうち来ない?」って誘ってドキドキの空気が流れるシーンから見た。清野菜名の声の出し方がアニメっぽさを意識してるよね。ちょっと下手で初々しさがある。

だめだ、前半見逃したから何故?アニメではヴァイオリン職人修行に行った聖司が、帰国して?再会して?一直線に雫と再開してなくて、こんなよそよそしくなってるのか分からん。プロポーズまでしてたのに距離遠くなり過ぎじゃない?なんか誠司が女に思わせぶりするようなチャラい男になってて夢ぶち壊れる。

へー山田裕貴とか田中圭も出てるんだ。なんか色物使いすぎて安くなったなぁ。こういうのじゃないんだよ。知らん女優や俳優で地味で華のない、演技が上手い人をキャスティングして欲しかった。

イタリアまで会いに行ったのに、別のイタリア?女が聖司の事が好きだとか言い出して、聖司も何だかんだ追いかけても見つけきれずに雫は帰国。別れたことにして再び人生のスタートを切るのだが… 聖司から手紙が届く。読み上げると「出会った時は、こーであーで雫が好きになった」とか。そんな大昔の思い出話なんて聞いてないんだよ、今どうなのか早く言え(笑)とイライラ。イタリアで雫が尋ねた「待ってていいんだよね?」に対して答えられなかったと言いつつ、手紙でも何が言いたいのか、答えは曖昧。

そんな勝手な聖司だけど、イタリアの街中で住人の音楽家たちとセッションするシーンは、胸がゾクゾクした。

そんで聖司が雫の小説?を期待してるとか言ったので雫はまた執筆にとりかかり、作品が完成した朝に窓を開けるとそこに自転車に乗った聖司がいた。アニメと同じカットで。なんて無理やりな作りなんだ。そして2人は2人乗りして坂?あがって、そこで聖司が雫にプロポーズしてハッピーエンドで終わり。

うーん。10年後なら結婚が決まるところで終わりじゃ物足りないなー。もっと結婚後の生活まで描いてくれないと満たされないよ。
ふたば

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