奇跡的なバランスでなんとか成り立っていた耳をすませばを実写化という無謀な企画
しかも丁寧にジブリ版とまったく同じ話をひたすらなぞってくるので嫌でも比較してしまう
そしてこんなにつまんねぇ話だったのかと驚く
ジブリの凄さが改めてわかる
恥ずかしいくらいダサい演出とつまらないカメラ、学芸会レベルの演技でみんなの好きなシーンが壊されていく
そもそも元の映画だって相当痛いしアニメという虚構の世界だから成り立っていたのに
電車に乗った猫を突然追いかける女とか怖いし
そのくせカントリーロードは使われず誠司の夢もなぜかチェリストに変更
この辺のバランスが意味がわからない
この映画を見に行った人で耳をすませばを全く知らない人なんてそんなにいないだろ
この世界ならトトロもカオナシも出ないから実写化出来るとでも思っていたのでしょうか
耳をすませばなんて超ファンタジー映画ですけど
未だにこんなやばい映画が作られているのが不思議
これを2000円払って劇場で見せるって本当に舐めてるとしか思えない
監督名見たらやばいフィルモグラフィだしいつものことなのでしょうか
