So

ラスト・サンライズのSoのレビュー・感想・評価

ラスト・サンライズ(2019年製作の映画)
2.2
なかなか強気なスコアに惹かれて鑑賞しました。
結果は、、、そのスコアには到底及ばず申し訳ない😅

まずSFは土台となるリアリティーが必要。その科学的な論拠と現実的な可能性の中で、観客をめくるめくファンタジーの世界に没入させていかなければならないジャンル。その意味ではあまりにもリアリティーが欠如しているので、その先のファンタジーにまで持っていけてない残念さがありました。

唯一良かったのは、メインキャストの男女二人が出会ってから目的地へと辿り着くまでの、関係性の変化だけはとても自然な流れだったこと。キャラクターがブレることなく、二人に生まれるほのかな絆の芽生えを丁寧に描いていた点は評価に値します。

また、今のコロナ災禍による現状況を鑑みるに、人に優しくするって大事だなと思わせるラストはなかなか身につまされる思いがしました。小さな恩がいつどこで大きな恩となって自分を救うかわからない、そんなラスト。

情けは人の為ならず、この映画の読後感です。
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