ラーチャえだまめ

プライス -戦慄の報酬-のラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)
4.5
『イライジャ・ウッドの髪型にイライラしてはならない』






“先の読めない”系の秀作





いやーこれまたOPからシェイクスピアとビヨンセの名言を並べるという“一寸先も読めない”展開がウリの映画、だったんですねー。


山の中にありながら目の前が海という超リッチな60年代のUFOみたいなカタチの家に一人で住んでいる父。今まで一体何を?今はどうやって生活を?仕事は?友達は?……これまで“あまりにも知らな過ぎた”父の過去そして現在。イライジャ演じるノーバルは父がどうして今になって連絡をくれたのか?「何故此処へ呼んだのか?」それが何より一番知りたかった。しかし当の父はとても“感動の再開”とは程遠い、会うなりノーバルに対して挑発的かつ暴力的な態度を見せる。ノーバルはそんな父に次第に“不信感”を抱くようになるのですが……


本作がデビュー作らしいアント・ティンプソンという監督が実際に亡くなった父親の死体と“7日間共に生活した”時に思いついた話らしい……え?どーいう状況ですか?“前半と後半でまるっきり違う”予測不能のストーリー展開が最大のウリでして、いやぁ〜そーゆー系の話なのねッ!!という、スリラーでもあり時に会場が“笑い”につつまれるようなブラックコメディ要素もある、これは是非ともネタバレせずに脳みそ空っぽにした状態で鑑賞することをオヌヌメしたいですねー。




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