漫画の原作は未読なのですが、
「響」でもハマり役だった
平手友梨奈さんが出演という事で
鑑賞してきました。
幼少期から霊が見えることで
孤独を味わってきた"三角"
霊を祓い、病を祓う事ができた為に
新興宗教で祭り上げられ
孤独を味わってきた"氷川"
呪いと共に生き、自分を庇った母が殺され
孤独を味わってきた"非浦"
それぞれが特別な力を持つが故に
様々な形で孤独を味わい、苦悩する中
"運命"に導かれる様に出会い、
絡まり合う3人の物語でした。
ジャンル的にはホラー映画になるのでしょうか？
確かに死体や血、解体など
グロ描写はありますが…
それも少なめだったので、
ホラーが苦手な方でもあまり気にせずに
観ることができると思います。
ホラー的な恐怖演出もほぼ皆無なので。
だからなのか…
なんだか盛り上がりに欠けるというか、
伝えたいのであろうメッセージには
共感できる部分もありましたし、
決してストーリーが、
つまらないという訳でもない。
CM出身の監督さんなので、
映像の美しさ、
特にカレイドスコープの映像には、
目を奪われましたし、
インパクトのある映像が
度々挟まれている事には感動したのですが…
グッと引き込まれるのは映像で、
内容ではなかった感じがしています。
もう一度観れば感想も変わるかもしれませんが
"ぜひ観て!"とは今の段階では言えません。
俳優の方々の演技には文句も何もないので、
原作を読んだ方々のレビューも
見てみたいです。
