りょーこ

グレート・ウォーのりょーこのレビュー・感想・評価

グレート・ウォー(2019年製作の映画)
3.0
ロン・パールマンとビリー・ゼインが出てる!って借りたらほぼ出てこなかった戦争映画

第一次世界大戦終結間際のお話。

こんな時ですら肌の色で差別し合うなんて、本当に馬鹿馬鹿しい。



1918年11月11日午前11時。
休戦協定が執行される。
その寸前まで、各地では領土争いが起きていた。

執行間近のフランス。

ウィリアム・リバーズ大尉率いる部隊は、将軍(ロン・パールマン)から行方不明になった黒人小隊第365部隊を探しに行けと命令を受ける。

なんで黒人の為に!見殺しにすれば良い!
そんな部下もいたが、なんとか部隊を発見。
しかし彼等は帰らず、丘の上を死守すると言う。

大尉も彼等と闘うことを選択するが……



国に帰れば白と黒に分けられる
だがここでは皆兄弟だ

とても優秀な部隊なのに、黒人というだけで無知無能と思われ、使えないと置き去りにされそうだった彼等。

フィクションだろうけれど、似たようなことは実際起きていたのだろうな。

大尉は黒人に救われたことで、考え方が変わった。
しかしそうでもしなければ変わらなかったのか?

戦争は本当にろくでもないことだけれど、良い方向に変わることもほんの少しはあった。

しかしなんだかな。。。

休戦までの数時間。
ただ地図の何処に線を引くかどうか、それだけの為の戦闘。

なんて無意味なのだろう。
りょーこ

りょーこ