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パピチャ 未来へのランウェイのchiのレビュー・感想・評価

3.7
「裸足になって」の監督の過去作を鑑賞。主演は同じくリナ・クードリ。
映画は色々なことを教えてくれる。この監督の作品は映画というフィクションとはいえ、アルジェリアを知る道の一つになるかもしれない。
監督自身も女性で、女性を見つめる眼差しの強さを感じる。アルジェリアという国の中で女性がどのように暮らし、どのような思いをしているのか。日本よりもずっと日常の中で死が身近にある国で、彼女たちは負けない。屈しない。服は彼女たちの存在を隠すものではない。自分を表現するもの。キラキラした笑顔が美しい。
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