榊原

パピチャ 未来へのランウェイの榊原のレビュー・感想・評価

4.2
ファッションを通じて自己実現を叶えようとする主人公に信仰団体や恋人が思想を押し付けて障壁となる実話ベースの物語。
信仰心の強い女性たちが若い女性にヒジャブの着用を強要するなど、宗教による弾圧は決して男から女に限ったものではないことが衝撃だった。大昔に心の拠り所として生まれたはずの宗教が今やあらゆる思想を制限する枷となっていると思わされる。

―以下蛇足―
私の好きなブランドのひとつにHYKEというのがあって、作中で出てくるハイク(大きな布地)を縫ってプリーツ作ってボリューム出すデザインと通ずるものがあるので直感で関係あると思ったんだけど全く関係無さそうで残念でした。笑
榊原

榊原