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ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書のtoshiのレビュー・感想・評価

3.9
学校でも真面目にカトリックを信仰する16歳の女の子がある日エッチなチャットでのやり取りに罪悪感とは裏腹に興奮して・・・と、単純なオジサンである私はその後の展開に期待をしつつ鑑賞しましたが、悶々とするどころか非常に薄味な内容でそのまま鑑賞に幕を閉じましたw

収穫というか、今作観てよかった点はアリス演じたナタリア・ダイアーが凄く可愛らしかった事。特に動きまくる眉毛が堪りませんw何とも愛おしい。アリスのキャラ設定が16歳というまだまだ姓に対しては未知な世界の年齢からすると、今作がライトな仕上がりになっているのは致し方ないのかもしれません。

それにしても学校の教員はじめ生徒も宗教に熱心なのは分かりますが、SEXは子供を産むためのだけの行為で、それ以外のSEX絶対NG、自慰行為なんてやろうものなら地獄行きとか信じて語り合うなんてちゃんちゃらおかしかったです。しかも大の大人である教員がそれを真面目に生徒に教えるなんて・・・。「いやいや、アンタたち絶対色々やってるでしょ?」とツッコみたくなりました。そしたら案の定・・・w
人の三大欲求を我慢できるわけがありません。

歪んだ教えを生徒に押し付けるなとちょっと気分悪くなりますが、押し付けに対するアリスの小さな抵抗がちょっと爽快でもありました。

公開当時あらすじに惹かれて劇場鑑賞しようかと思いましたが鑑賞逃しましたが、配信鑑賞で十分かな?といった内容でした。

【余談】
The Rolling Stonesのドラマー、チャーリー・ワッツが亡くなりました。
享年80歳。まだまだこれからも転がり続けるジジイ達の一人と思っていたのですが今朝ラジオでその訃報を聞きショックを受けました。
秋から再開する北米ツアーについては体調の関係でチャーリーは不参加、代役でスティーヴ・ジョーダンがドラムを担当する事は知っていましたがまさかここまで容態がよろしくなかったのかと本当に残念です。
ストーンズを初めて聴いたのはフリークの後輩から渡されたアルバム、ベガーズバンケット。「音酷ぇ、へったクソ!」が最初に思った事w 
後輩に悪いからダビングして音源は手元に置いてました。でも後に何故か聴きたくなってくる。何回も何回も。ダビング音源聴きまくりましたw そしてその後ハマって後輩からアルバムを幾つも借りて、伝記本も購入し読み漁りました。そしてストーンズに出逢ってから私の中の音楽は一変してそれまで聴いていた音とは全く違うものに夢中になりました。

初来日の90年スティール・ホイールズツアーのLiveからその後の来日ツアー東京公演は観に行きましたが、何より一番思い出深いのが2003年3月10日武道館Live。73年幻の来日から時を経て武道館に立つストーンズとその場を共に出来たのは今でも忘れらない最高のLiveでした。

ブライアン、そしてスチュも忘れてはいけません。スチュもストーンズです。
そして、そして、チャーリー・・・。
ストーンズの亡くなったメンバーは3人になりました。
でもその3人にはストーンズ結成当時を懐かしみながら天国でセッションを楽しんで欲しいです。特にブライアンとスチュは、最強リズム隊チャーリーが来たので久しぶりにセッション爆上がりで楽しんで欲しいです。

チャーリー! ありがとう!!
toshi

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