もんきち

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵のもんきちのレビュー・感想・評価

2.0
「御家族でどうぞ」

政治的な背景はオマケのハラハラドキドキ(?)脱獄モノ。出入口に誰もいないという不思議な刑務所なのはさておき、問題はその作りの安さ。折れたり落としたり音を立てたり、、と実にシンプルなシーンの連続で意表を突く事もなく特に伏線もなし。囚人同士の人間関係描写も希薄で犠牲になったり裏切ったりもないので物語に厚みがない。電気錠のトコロで何かありそうだったけど結局ナニもなかった、、。ラストも特になにもなし。黒人用のタクシーてのは何か意味深だけどそんな深読みは意味なし。俯瞰のカットで終わったのはギリギリ〇。「もうそのデブ監視員を3人でボコって鍵奪ったら?」は言ってはいけません。誰も死なない(だったと思う)し、わかりやすいので子供も楽しめるんじゃないでしょうか。
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