あき

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵のあきのレビュー・感想・評価

3.3
1970年代に白人の反アパルトヘイト活動家が隠密作戦の実行犯として投獄された刑務所から脱獄してまで活動を継続した実話。
邦題はどうしても「プリズン・ブレイク」(2005)を想起してしまうのは意図的なんだろうけど、そんな必要はないくらい、やはり実話なだけに別物として面白い。
ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフが主演なんだけど、エンドロールで本人との比較映像が流れるのを見るとかなり役作りがしっかりされていると実感するし、脱獄に至る過程は手に汗握る展開の連続で時間の経過を忘れるほど緊迫感の連続。
でもテーマも内容的にもいい作品なのに、全国で24館でしか公開されていないのはもったいない。
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