Iwa

ムンナー・マイケルのIwaのネタバレレビュー・内容・結末

ムンナー・マイケル(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ここ最近見た北インドで一番ハマった!
WARしか観てなくて、シュロフ君はこれが2作目だったんだけども、めちゃくちゃハマりそうで怖い
南インドの民だったのに、沼を増やさないで…

そしてヒロインも可愛い!好きになっちゃう!!
あの2人が並んでるだけでもう美が溢れすぎてやばい、いやらしいという意味ではなくエロスがすごい(彼らはただ美しいだけ、それを見る私の目が汚れているのだ…という感じ)

シュロフ君の着てる服、結構冷静に見ると「普段使いはやばくない?」みたいなのもあるけど(特にダンサー的なポジの時の)、それも正直数分気づかないからね、
無理やり周辺に意識を向けたときに、「あれ、これ常人が着るには透けてね?」ってやっと気づく感じ、違和感がない
踊ってる時、だいたい腕か腹筋は見えてるよね、分かる、私も監督だったらそうする。

ヒロインの車のボンネットで2人で飲んでるとき、R ラージクマールの歌流れてたよね!…違うか、最初はボスが踊ったんだ
「あ、やっぱそういう展開になるよね」って思ったけど!
そもそもあんな爆イケな若者をメッセンジャーに使うなよ!盲目すぎるだろボス
あんなの、仮に結婚してたとしても危ういわ

Rラージクマールと比べるわけではないんだが、直近で見たので…
あれよりも、シュロフ君のボスへの気持ちも偽りじゃない!って感じのが良かった。最初はメッセンジャーに徹しようとしてたもんね、俺らには分かってるで…。
あと、女の子から好きになるって感じの描写も良かったよね!あれよりもよりはっきり、「ボスは力で強奪しようとして彼女の意思を聞かないけど、シュロフ君は彼女の夢を叶えようと頑張ってくれる、だから彼女も好きになります」感がとても良かったです。
ダンス踊れるの知らなくても全然惚れてたもんね。そこ、ボス履き違えてるよって皆分かるのが良い。
何より、ボスが自分の奥さんへ暴言吐くのを見てるシュロフ君が「まじか、有り得ねえなコイツ…」って顔してたの最高でした。
ボスも悪いやつじゃない(から最後和解してたけど)けど、人間関係において幼稚すぎるのよね、奥さん然りさ。周りに部下か敵しかいないんだもの。

彼女のことを知ろうともせず、とりあえずダンスだ!英語だ!って思うのもダメ(この2つはよう考えたらラージクマールでもやってたよね)。
そもそも最初にシュロフ君が言う「あなたは42なのに、小娘追いかけるの?」って問いが真っ当すぎる爆
皆心に刻んでくれ
それに対する返答が「無理やり攫えって?」的なやつだったのがもう終わってるんよボス。嫌いじゃないけど。

ボスがシュロフ君に「人を愛したことは?」って聞くけど、多分ボスこそ、愛したことがないんだろうな。
ちなみに、あそこでシュロフ君の「父さん」って答えを否定しないの、すごく良いよね。日本のだったら「そうじゃなくて!」とかって言いそう。男女の愛も、親子の愛も同じだって言う感じがさ…しかも血縁とか誰も気にしないのも良いよね…

あと、ボスに父さんを攫われて、仕方なくヒロインをホテルに連れて行く時の、「私でもそうしてたよ」っていうヒロイン、優しい!!!そしてボスに「好きな人が他にいるから。」って伝えるのも強い!!

あとこの作品のシュロフ君の何がやばいって、ヒロインを見る目な。
あんな優しそうな愛おしそうな顔で見られたら無理だわ
あんまりああいう顔する人って、インド映画でいない気がする。これは沼。
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