レネリー

マリグナント 狂暴な悪夢のレネリーのレビュー・感想・評価

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)
4.5
Blu-rayにて再鑑賞

これ劇場でも鑑賞したけど、近年のホラー映画の中でもぶっちぎりで傑作に部類する作品なんじゃないかな。
ジェームズ・ワン監督作品の傑作。

ジャンル分けが難しい本作は、一定の縛りを無視した作風で展開ごとに違和感なく系統を変えていく新感覚なホラー映画だ。
近年のホラーに足りなかったインパクトはめちゃくちゃあるし、マンネリ化を取っ払うことに成功している気もした。
ホラー、ミステリー、サスペンス、ヒューマンドラマからアクション、モンスターと様々なジャンルをねじ込んでいるのだが要所要所でその素材を最高値までに捩じ込まれていて最初から最後までダレずに見込んでしまうほどの面白さ。
エルム街の悪夢のフレディっぽさもなければ、ジェイソンやレザーフェイス、マイケルマイヤーズともまた違う…。
令和に新たな化け物が現れたね。

ガッツリ恐怖を感じるホラーを求めてはならない。
エンタメとしては令和の中でもぶっちぎりで傑作に値する。
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