みい太郎

ミナリのみい太郎のレビュー・感想・評価

ミナリ(2020年製作の映画)
3.6
ずーっと見たかった作品。
TSUTAYATVで配信されたので
やっと鑑賞。

韓国の移民家族の頑張りや暮らしを優しい流れで見せていく。
極力レビューも予告も触らず
ただヨジョン先生の受賞式の堪能なスピーチに大感動して
楽しみにしてた。
なので内容も良く知らず
満喫できた。

なので情報入れないで見る方が
より楽しめる作品。


↓なんでネタバレになりますが
感想文です。

観る前には
オススメしません(笑)


スティーブンの韓国語が
とーっても新鮮でした。
ネイティブではないのはご愛嬌😁
でもあールーツは韓国人なんだ、韓国系アメリカ人なんだなあと痛感した。

同窓生から恩義を感じている(苦笑)ハンイェリちゃん。
相変わらず上手い。そして透明感がぱない。
少しアメリカンドリームを突き進んでいく様な少年チックな夫と
現実に押しつぶされそうな移民の妻。
愛してるのだけど揺れる不安を
繊細に演じている。

子供達も可愛いけど
改めて韓国の子役の強さを
痛感した。
彼らは上手ではありましたが
韓国系アメリカ人だから😅
一味やはり薄い感じがした。

マウンテンデュー。
今でも存在しているが(笑)
ある一定の世代しか解らないと思う😄
子供の頃思ってた。
おしっこの色だなあって。
このクソガキっーと叫ぶヨジョン先生も可愛い。

正座で両手上げ、棒でふくらはぎ叩く文化。韓国作品沢山みて来たからあるある文化だし…
最後にあのペンペン草を持って来るデビッドがアメリカ人なユーモアな感じがしてその差に笑った。

監督の意図なのかも知れないが
キリスト教への想い。
移民たちの狭い世界、病気や苦労が実らない日々。
なぜだかポールがキリストさんに見えて来てしまった(笑)


娘のために遠く韓国から子守のため訪米。
最後もじんわーり来たけれど
なぜか涙が只々黙々と流れたのはヨジョン先生が国から持ってきた食材披露の場面。
ジヨンオンマが知らない土地で
食べ慣れた食材も手に
入れられない中闘ってきた背景が喜び様から解る。

栗を🌰歯で割り中身を
だすハルモニ。
多分西洋人には分からない。
涙がハラハラと流れた。

全体的に軽めでさらりとした作風だったけど…
日本人も沢山移民しているアメリカで移民の方の苦労や頑張り、
苦悩、生活を…自然の厳しさと優しさを上手にリンクさせてる。

ミナリ。
日本人もセリを食べる国民。
打たれ強く燃費良く育ち
力強く根付く。
何度でもー

700レビューまで来れたのは
いつも沢山の知らない作品を
教えてくれて私のレビューに
いいね👍を下さるフィル友さんの
おかげです。ありがとう。
自分だけだったら絶対観ない作品も楽しめて共感して…してもらって❤︎
これからもテクテクやめずに
映画を、映像を楽しみます🥰
今から我慢してたレビュー観て周りまーす🙃

NO.243
みい太郎

みい太郎