aka黄屑

ミナリのaka黄屑のレビュー・感想・評価

ミナリ(2020年製作の映画)
3.5
『ミナリ』(21年)観了。韓国映画ぢゃなく米国映画でA24製作・配給。舞台は80年代の米国アーカンソー州。78年生れ二世のリー・アイザック・チョン監督(脚本も)の自伝的作品で韓国系のみならず移民した米国人の普遍的な話と云える。エンド・クレジットは「全てのお婆ちゃんに捧ぐ」だし。
ゴールデン・グローブ賞では最優秀外国語映画賞受賞、アカデミー賞では6部門ノミネイトで助演女優賞受賞した祖母役のユン・ヨジョンが実質主役。彼女はApple TV+の高評価作『Pachinko パチンコ』にも出演。父親役スティーヴン・ユァンは終盤に出演作『バーニング』を想起させるシーン蟻🔥
母親役ハン・イェリは『海にかかる霧』でヒロインだったヒト。
撮影のラクラン・ミルンは『ストレンジャー・シングス未知の世界』の4エピソードを担当。タイカ・ワイティティの次作でも担当してる。
これまた韓国系の編集担当ハリー・ユーンは『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を担当。
目利きのブラッド・ピットが製作総指揮でクレジット👀
監督の父親は韓国教会の牧師で監督も敬虔なクリスチャンらしく、本作は終始キリスト教を意識させられる。監督はコゴナダ同様"小津安二郎の影響"を公言してるけど、観終えるとやや平坦さが気になった。
私的には花札のシーンとかボクの祖母が思い出されてちょっと堪らなかった🥲
aka黄屑

aka黄屑