見なくてはいけないメッセージ性の強い映画だと思います。
公害の悲惨さ、人間の残酷さ、被害者の苦しみ。
水俣病といえば社会の授業で名前を聞いたことがあるレベルの自分の無知を恥じる。
人間、無関心ではいけないことがある。戦わなければいけない時がある。
特にエンドロールは世界中の現在進行形の問題として思い知らされる。
しかし数日もすれば忘れてしまうであろう自分。
結局消費するだけで終わるのか。
しかし映画という形で公害を再認識するきっかけにはなった。
・やたらとみんな英語しゃべる
・真田広之の娘が日本人に見えない
・編集長に電話するシーンの背景が日本に見えない
など違和感のあるシーンはあったが、
公害を忘れてはいけない、と強烈な読後感を与える映画だった。
