アメリカのフォトジャーナリスト、ユージン・スミスが水俣病を取材した日々を映画化した実話もの
主演のジョニーデップは元々ユージン・スミスの大ファンで、自らプロデュースしてこの映画を制作したとのこと
たまたまアマプラのトップに来てて前情報無しで観始めたから途中まで主役がジョニーデップなの全く気づかなかった😳
本当に映画によって全然雰囲気が変わるから驚かされます💦
チッソの社長には國村隼、抗議団体のリーダーには真田広之と、ハリウッドでお馴染みの俳優さんが配役されており、隙のない安定感を感じました
会社側のあまりに悪質な隠蔽工作や終盤の壮絶な闘争、そしてそこに海外の報道人が命を賭けて取材にあたってくれていたということに感極まって泣いてしまいました😢
日本人なのに病名を知ってる程度の知識しかなかったのもいたたまれない…
この映画で水俣病を海外の人に多く知ってもらえることは素晴らしいですが、正直日本人でも小学校のときに授業で聞いたことある程度の感覚の人も多いと思うのです
そのような人が触れて、色々調べたり考えたりするきっかけになるという意味でも、とても価値ある作品だと思いました
また、ユージン・スミスは水俣病に関わるもの以外にも多数の著名な写真を残しており、それらもとても興味深く、彼を知ることができたのもとても僥倖でした