まさに
危機・気迫迫るシーンの連続
そして何故が割と冒頭で涙を流してしいたのが、ユージンが来日後はじめて日本の床に上がって食卓を囲むシーン。
時折、通訳はあとでいいと言いながら
被害者家族の心情に言葉は分からなくとも
心を打たれるシーン。
彼のその気遣いをする仕草や日本人夫婦との空気感が堪らなく切なかった。
そして
ジーンが撮るモノクロの写真が、劇中に幾度なく挟まれることによって、ミナミタという被害の深刻さが一気に深みを増してくる
ユージンが日本でのこの仕事に
徐々にのめり込んでく姿を見ていると、共に心を突き動かされるような感覚。
シーンの繋ぎがとっても良かった気がする。
ジョニーデップ様のこう言う役のお芝居
初めて見たかもしれない。
芝居のリズムというのか雰囲気がやっぱりすごい。アイリーンとの掛け合いも時に笑いやお色気もあって、ステキすぎた。
劇中の言葉、
「写真は、撮る側も魂を抜かれていく
だから無傷ではいられない」
とアメリカの先住民の間では言われていた
そううまさしく、ユージンもアイリーンも
ミナミタの人たちと関わり合う事によって
言葉にできない影響を受けていった。
最後のエピローグみてびっくりだけど、
だから結婚までしたんだろうなあ
事件自体、社会の教科書で勉強するぐらいの知識でしか無かったから、映画の、可能性はやっぱりすごい。
同じ日本でこんな時代・世界があったなんて