このレビューはネタバレを含みます
水俣病は終わってない！
おじさんの映画日記 MINAMATA―ミナマタ―編
著名な写真家ユージン・スミスとアイリーン美緒子（ユージンの奥様、通訳、撮影）の水俣公害問題の写真集を原作とした映画です。
社会問題提起するドキュメンタリー性、エンターテイメント、詩情溢れる美しい撮影、ジョニー・デップ製作で主演、、
けっこう盛り沢山な映画です。。このような問題作を真摯に製作していただき、本当に頭下がります。
ラストの水俣病被害者の娘さんとお母さんの撮影シーンの再現性に衝撃を受けました、この決定的な１枚の写真が撮影されるまでに多くの物語、苦難があったのですね、感動しました。
改めてネットでその実際の画像を観ました、憂いと愛情が溢れた凄い写真と思いました！！
おじさんが子供の頃、時折テレビなどの水俣病被害者方々の苦難の報道を見ていたけど、、正直忘れかけておりました。
この映画作品を通じて深刻な社会問題を思い出させていただき、感謝しかないです。
この秋公開の原一男監督作品『水俣曼荼羅』（６時間超えのドキュメンタリー作品、キャッチコピーは「水俣病は終わらない』）を観なければならないと、おじさんは心に決めました。
2021/10/4 18:51 封切当時yahoo映画投稿
