日本の四大公害の一つ、水俣病を世界に知らしめたアメリカ人写真家を描く、実話を元にした作品。
今までのジョニー・デップはカッコいい役が多かったので、こういう作品は新鮮だった。
また、実話を元にしてい…
どうしてこの映画を撮ろうと思ったのかという核たる動機はぼやけている気がするが、思いやりと配慮をもって作られた作品だと感じた。リスペクトがある。許可を得てから撮影すること。人の体に触れる時には許可を取…
>>続きを読むチッソによる水俣病の被害は今なお続いている。
なぜ人は暴走し過ちを犯し続けるのだろう。
なぜ人は人に非情になれるのだろう。
ユージンスミスという人物を通して
今の私たちの在り方を問われる作品だと思う…
水俣病は教科書で得た知識くらいしかなかったし、国との交渉でマイクが切られたニュースを見ても何も思わなかった。けれど、この作品を見た後にニュースを読むと、登場人物たちの顔が浮かんできて他人事とは思えな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
写真家ユージン・スミスの水俣での日々を描いた伝記ドラマ。水俣病を世界に伝えた本人と、この作品の製作から携わったジョニー・デップには敬意。風化されつつある公害問題を知る良い機会にはなる。石牟礼道子の『…
>>続きを読む4大公害病の水俣病。知識としてはもちろん知っているけれども、その実態については何一つ知らないまま生きてきました。ほとんどの人が同じような感じなのかもしれないけれど、もっと学校でちゃんと教えるべきこと…
>>続きを読むMINAMATA FILM, LLC