このレビューはネタバレを含みます
臨時収入(1000円)があったから贅沢してレンタル。
エクソシズムのシーンなんてホラー好きなら何度も見てるおなじみの光景。なのにすっかり夢中になる演出に死霊館シリーズの凄さを見た。べたつかないドラマが展開するのも特徴。「すべて悪魔のせい」でぼわっとさせず推論、検証を積み上げていく謎解きミステリとホラーのバランスのよさ、そしてウォーレン夫妻の魅力でずっと死霊館シリーズのファン。
悪魔憑きとブリッジはもはや定番表現。今回はそれを超えて、すわもやい結びか?なことになってた。
憑依中のロレインがダムに引きずり込まれそうになったときは「あーっっ!!」と声を上げてしまった。
エドの薬忘れがハラハラポイントにもなっていて、最後の対決シーンでも悪魔と心臓発作の両方に襲われるエド。そんなエドをわかっていて、ロケットの中に薬を一錠入れているロレイン。当然のように助け合う二人にグッとくる。
エクソシズムのとき憑かれてる人がキリストのような姿で宙に浮くことがある。あれは悪魔がわざと模して嘲っているのかな。