字幕無しでので鑑賞だったもので、会話は全く理解出来ていません(笑)
何について話ているか程度は話の展開と雰囲気からわかりましたが(´∀`;A
ストーリーもフォロワーさんのレビューを読ませて頂いていたので一応理解出来た程度です。
正直、前半はそれ程刺激的でもなく、主人公たちも軽いノリなんですよね。
変態さんかもしれませんが、彼らは基本的に悪い人たちではないから憎めないですし、これが後半の悲惨な展開に効いてくるんですよね。
中盤近くの村人たちによるマルコたち一行に対する見境い無しな輪姦を観て、まだこの時点では『セルビアには変態さんがたくさんいるんだと思っていたのは自分の勘違いで、実はこれがセルビアでは普通なのかも』などと呑気に考えつつ鑑賞していました。
か、しかし、そこから話が進むにつれ徐々に不穏な空気が漂っていくんですが、この変化のさせ方がなかなか上手いんですよね。
スナップフィルムを撮り出してからは、死がマルコの周辺に纏わりついているようで、なかなかエグかったですね。
そして、あの終わり方は映画の前半からは想像出来なかったです。
ちょっと切なくなってしまいますね。
グロ描写は少ないながら悪くないですし、それ以上に胸に痼りを残すような表現が多いように感じました。
この作品、実はたんなるエログロホラーではなく、終盤の感じからしてメッセージ性があるみたいですね。
もう少しセルビアという国について知っていたら、この作品の後半部分をもっと理解出来たかもしれないですね。