Disney＋で視聴…。
人間が生きていくうえでの様々な葛藤が描かれてる。
少し哲学的な考えさせられる映画。
人と違う言動や服装をするだけで目をつけられる。
そんなとき…そのままの自分でいられるのか…。
それとも周囲の人間に合わせて自分を変えていくのか…。
私自身…自分を貫きすぎて浮いてたな。(苦笑)
若い頃は人から嫌味を言われることに心を痛めた。
『あの子…変わってる』『メッチャ…変な女』って。
それでも…自分の何が変わってるのか気づけなかった。
正直…今でもわからない…。
でも…還暦を迎えた今になって思う。
自分のあるがままに生きてきて良かった…って。
なんのストレスもなく穏やかに生きてる。
それが答えなのかもしれない…。
人に気を使って…無理に人に合わせて生きる。
そんなふうに生きてたら…どこかで歪が生じてしまう。
頭と心が少しずつズレていって…何かが壊れ始める。
誰の為でもない…自分の為に無理なく生きればいい。
物語の中で、相手チームの選手が怪我をする。
その場に誰も駈け寄らない。
理由は『相手チームの選手だから』
そこへスターガールが駆け寄っていく。
その彼女の行動が非難される。
『相手チームの選手なのに…なんで…』って。
生きてる上でよくある。
親切でしたつもりが…『お節介』だと嫌がられる。
良かれと思ってしたことが…悪いほうに事が進んで行く。
誰も悪くないのに…誰かが悪者になってしまう。
そんな理不尽な出来事が世の中に溢れかえっている。
電車で老人に席を譲って迷惑がられる。
立ってしまった自分の行き場が失われ…顔が赤くなる。
心の中で…『嘘でも座ってくれよ』って呟く。
そして思う…『二度と席なんか譲ってやんない』って。
まっ、その後は最初から座らず立つようになったけどね。
そんなこんなで…いろんなことを考えさせられた映画でした。
