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ディナー・イン・アメリカのharuのレビュー・感想・評価

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)
3.5
2021/9/26 観賞。
シネ・リーブル梅田にて観賞。

パティはハイスクールの皆から無視される風変わりな女子。
彼女はパンク好きで音楽を聴いている時が本当の自分で居られる日々。
ある時、警察から追われるサイモンを匿う。
サイモンは彼女にマリファナを教えたりイジメっ子に理不尽なバイト先店長に仕返しをしたり・・・。
犯罪レベルの事を行うサイモンだが、パティの気持ちは味わった事のない爽快感を覚える。
お互いを認め合う間柄になった時、サイモンは彼女に打ち明ける。
彼はパティの憧れるパンクバンドの覆面ボーカルのジョンQだった・・・。 


オープニングからは暫く単調な展開でサイモンの壊れっぷりを観る位で眠気が襲う。
しかし中盤からは、いきなりエンジンがかかり走り出す様にサイモンとパティの暴走する姿が楽しい❗
サイモンの部屋で簡易レコーディングするシーンが格好良かったなぁ。
カセットでマルチトラックで録音する姿がグッときちゃいます。
歌を唄うパティも素敵ですが、ここから自信を持ち出す彼女の変化がもGood❗
前半と違い魅力的になっていく様が面白いですね。

なかなか楽しい作品です。
ただ、サイモンの覆面姿が「ファブル」を連想するのは自分だけでしょうか・・・😅⁉️
 
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