霞ヶ浦農科大学菌類学科の学生である花山児太郎(井澤勇貴)は天性の潔癖症の人間嫌いで、この世で美しい物は菌類だけで、人間は汚いものだと考えているような変人であった。同じく菌類学科の学生の香取啓介(松本岳)は天性の食いし坊で、いつも食べ物の事ばかり考えているような男だった。 そんな二人に菌類学科の教授である岡野(岡野陽一)が、幻のキノコ「千年花草」を探してくるように命令をする。「千年花草」には飲めば不老不死になるという言い伝えがあるらしく、多額の報酬にひかれた岡野が安請け合いしたのだった。 初めは乗り気ではなかった花山だったが、「千年花草」があるといわれる山のコテージで出会った管理人、水木の妹、晴子(河内美里)に恋をしてしまい、初めて人間をキレイだと思えるようになるのだった。何とか花山の恋を成就させたい香取はあの手、この手を使って花山を応援するのだったが、実は晴子には花山に言えない秘密があったのだった。
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