filmarks試写会にて。
うまくいかない現実との対比の中で、ハロプロのアイドルにハマり、救われた「恋愛研究会。」の皆。
予告編などでは、そのオタク活動にフォーカスしていて、どう展開していくのかと思って見てたら、「あの頃」を過ぎた後半少し変わってくる。
青春というには少し遅い年代で始まった人間関係は、学生時代の人間関係よりも濃くなっていく。
でも、そこもやはり通過点にしか過ぎないのは、寂しいような、でも確かなホームがあるような。
何度も「今が一番楽しい」と言い聞かせるように話す劔。
あの頃を共に過ごし、今の世の中を共に見れなかった人に対して、「今が一番楽しい」と言える「今」に出来ているだろうか。コロナ禍にそんなことも思った。