あやの

あの頃。のあやののレビュー・感想・評価

あの頃。(2021年製作の映画)
3.9
観れて良かったな~。
疲れてる人、行き詰まってる人にこそ観てほしいかもしれない。

色々とオタクに優しい松坂桃李だし、今泉監督だし、なによりこの題材からめちゃくちゃ期待してたけど。

俳優、キャラも皆立ってるのと、
関西弁だからかよりテンポも滑らかに感じるのか、掛け合いも面白いし笑っちゃうとこ多数。

と思いきや後半は泣けてしまって寂しさもありつつ、でも今が一番楽しい!ってメッセージもあってしっかり前向きになれる映画。

何がその時その人の救いになるかわかんないよな~。
人生のなかでハマるものに出会えた時って何をやってもほぼそればっか考えてるし、辛いことあっても触れると全部忘れられるし、麻薬みたいな即効性あるもんな~とか振り返ってみたりした。

自分がアイドルにハマった時はこれと同じく元気なかったときに元気もらえた!てのが一番の動機だったし。

あと今の時代は本当オタクに優しくなり共存できる環境になったよね…としみじみ。
個人的には電車男、しょこたん辺りから良い印象が持たれ始めたように思えてて、SNSでオタクが発言力持ったり皆で一体感持ったりで、
今や多少のオタクは公言しやすくなり推しとかアニメとかの単語くらいなら普通に飛び交う。
先人達の積み重ねだから皆感謝しろよって思う笑

ていうかあやや可愛いし歌うま!今聞くと。

欲を言えばもっとハロプロの楽曲を聞きたかったかなぁとも。単に世代的にっていうライト層ですけど。
でもそこに頼り切ってない作品とも捉えられるかな。

あと太賀はやっぱすごいしオイシイ。

ラスト、あんな事し合える友達、仲間ってほんと愛だよ…。
笑えばいいと思うよね。
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