青春の始まりと終わり
アイドルにハマった男たちの青春群像劇。
っていう認識だったので、もっとヲタ活とかアイドルオタクの生態みたいなのを全面に押し出した話なのかと思っていたら、そういうのは意外に少なくて、行き詰まっていた時にたまたまアイドルに元気をもらい、そこから仲間ができて、っていう普通に青春群像劇だった。
原作者で主人公の役は松坂桃李なんだけど、むしろ周りの癖のある面々が話の中心で、最終的には仲野太賀演じるコズミンが全部持っていった感じ。ただ、終盤はちょっとしんみりしちゃって、もっと終わりまで弾けた感じで行ってもよかったんじゃないかな。