ももさく

あの頃。のももさくのレビュー・感想・評価

あの頃。(2021年製作の映画)
2.7
2004年、劔樹人は腑抜けた声で歌い自転車でフラフラ…。アパートについてからも歌っていた。

友人がパチンコに誘ってくれたが行かずパチンコ行った友人から松浦亜弥のDVDを貰った劔は彼女に釘付けとなる。


劔樹人(松坂桃李、いまおかしんじ)ベーシスト。就職せずバイトで底辺生活。

コズミン(仲野太賀)藤本美貴のファン。ネット弁慶。

ロビ(山中崇)いつもサングラス。石川梨華のファン。

西野(若葉竜也)メンバーの中心。

ナカウチ(芹澤興人)ヒゲ。劔を東京に誘う。

イトウ(ロッチ コカドケンタロウ)ロビの大学の後輩。鑑賞会をイトウの部屋で行う。

アール(大下ヒロト)奈緒の彼氏。

佐伯(木口健太)松浦亜弥のDVDを劔にあげた。

靖子(中田青渚)劔の後輩。

奈緒(片山友希)コズミンに口説かれる。

松浦亜弥:山﨑夢羽(BEYOOOOONDS)握手会に登場。

馬場(西田尚美)2005年5月7日の石川梨華卒業コンサートに行った女性。

出演者→未羽、増澤璃凜子、中田クルミ、五頭岳夫、遠藤雄斗、ぱいぱいでか美、橘美緒、吉田カルロス、天野ジョージ、どんぐり、片桐美穂、キキ花香他。

年末の30日深夜にやってたので録画しといたやつ。ずっと見たかったんで楽しみに見ました。

私も確か20代前半頃、松浦亜弥にハマってました。オタクって程じゃないけど出る歌は、どれも良くてカラオケで歌ってた。只者ではないアイドルだった記憶。バラエティでも肝がすわってるイメージだし歌は抜群にうまく、後藤真希、藤本美貴との3人で歌う、ごまっとうも好きでしたねー。目力ある顔も可愛くて肌も綺麗でスタイルも良かった。1度だけコンサートに行った事があります。生でもうまかったですねぇ。

子宮内膜症を公表した時は驚きましたね、あんなに元気に見えても辛かったんだろうなと。Windsの橘慶太と長年付き合って結婚したのも3人の子供に恵まれたのも元ファンとしては好感しかない。久々にコーヒーのCMに出てきた時も、綺麗なままで嬉しくなりました。

自分達だって年を取る、アイドルだって年を取る。でも自分が好きな人にはいい年の取り方をして欲しいなぁなんて勝手な事を思う。老化したり太ったり自然な事なはずなのに綺麗に歳を重ねる人いますもんね。人に見られるってやっぱり一般人の世界とは違うんだろうなぁ。

   「所詮は無職のオッサンの集まり」

   「大人になった今、もう卒業はない」

好きじゃない人からしたら、え?って反応する人もいるかもしれないけど好きな人からしたら自分の楽しみはコレなんだろうね。好きな事で繋がれる仲間がいるのも幸せな事なんじゃないかな。

わざとなのかもしれんけど、オタクメンバーみんな歌が下手。

オタクダンス、シャバシャバ系シチュー、スケルトンiMac、ストーカー、ガラケー、土下座、胸モミ、ブリーフ、病気も印象的。

松坂桃李が主役としてるけど仲野太賀がかなり目立ってた。

自分の生活を犠牲にしてまでアイドルに尽くす人達のそれぞれの生活をリアルに描いてはいないので、もう少し描いても良いのでは?と思った。実際アイドル達は生活を切り詰めてまで自分に投資するファンをどう思うのだろうか?。

アイドル達側の描写も物足りない。仕方ないけどあややは本人じゃないしね。写真や古い映像は出せるけど、今の技術でも無理なんかー?。

青春時代って高校生とか若い時に言われがちだけど人によって違うんだろうな。ひきこもり、性格がおとなしすぎる、楽しみが見つからない…色んな人がいるんだから大人になってから生きてきて今が1番って感じる事もある。私も青春時代は高校生では無い。むしろ闇でしたね。

    「僕はねぇ20年後の君だよ」

     「あの頃、おもろかったな」