せーのん

エイブのキッチンストーリーのせーのんのレビュー・感想・評価

3.8
第33回東京国際映画祭 特別招待作品。

イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つエイブは、家族の集まりの度に宗教や文化の違いで対立する家族に心を痛めていた。
料理を作るのが好きなエイブは、ある日フュージョン料理を作るブラジル人のシェフのチコと出会います。
対立してる家族を結びつけるのは、フュージョン料理だと感じたエイブは、チコに頼み込み料理を教えてもらうことになります。
自分にしかできない料理で家族を笑顔にしたいというエイブの気持ちに胸が痛くなります。
宗教や文化の違いで起こる問題を解決するのは、難しいけど料理によってほんの少しでも良い方向に向かえば良いなと感じる映画でした。
ラストシーンもなかなか良かったです。
せーのん

せーのん