このレビューはネタバレを含みます
ダメな男が、もう一度家庭を持てるように頑張るけど上手く行かない話。
お遊戯会で、娘を探しても分からない仲野太賀の演技上手すぎるでしょ。。
また、最後凪との再会が父親ではなく自分がやってきたナマハゲと…
何をやってもダメ男。
一言一言の返事すら絶妙にダメな感じがむしろ凄い。
どこまでも不幸。
大運動会で唯一の大笑い。
最後に溜まっていたなにかを、伝えられなかったなにかを大声でことねとなぎにぶつける…
秋田に根付く"ナマハゲ"
その祭りの最中、泥酔して全裸で暴走し、TVに映ってしまったたすくは全てを失い、逃げる様に東京で暮らしていた……
いやー情けない
(そう言える程自分もまともではないんです…
セリフ無しで作られたシーンの密度の濃さが半端じゃない。セリフがあるところも直接的なことは喋らせず、それでも何考えてるか、どんな気持ちか分かるから、ただその場の苦しさややるせなさを真っ直ぐ感じられて、…
>>続きを読む出生届のミスに気付いて笑う、なんとなく東京に行き、なんとなく秋田に帰ってきて何か責められると笑う
謝る時に笑ってしまう
なんで笑えるのか聞かれて、
「別にそういう笑いじゃねえから」って言ってる主人公…
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