このレビューはネタバレを含みます
非常に良かった。導入の設定がめちゃくちゃ面白い。
・30年後に未来で危機が起きる
・理由は明かせないがタイムリープで増援を送る
・この30年後までに死ぬ人間だけが送られる(未来の情報が過去に持ち込まれている点はハテ)
・訓練も何もないが、とにかくおばちゃんもデブもおじさんも送り込まれる、理由は言えない
この辺までめちゃくちゃ面白かった。
脅威も具体化されてないもんだから、もしかして、人海戦術でしか運用できないような何かがあるのか、とか、脅威にユニークな弱点があるのか、とか先が気になってしまった。
徴兵反対のデモとかなんか妙にリアルだったし。
いざタイムリープしてしまうと、あの、あ、クリーチャーなんすね~銃撃戦か~って感じではあった。
俊敏な生物が繁殖力高く物量で押しまくるってくるってのはもうさんざんやったでしょうよ・・・っていうのはちょっとがっかりしてしまった。まあバトルになってからはシンプルだったし、画の力がすごかったから全然見れてしまった。
あとはもうなんかこうアメリカって感じだった。
すごいこう、個人の功利主義なんですよね。
あらゆることの成果が個人に帰結するように描かれているというか、シンゴジラのマジで逆。
檻に生け捕りとかもなんで手作業やねんとか
毒を作るのも一人でやるのはさすがに非合理では…?とか。
それを託すのはお父さんあなたよもそんなに合理ではないでしょ
微妙に未来からの通信が途絶えたら国家間の闘争関係がまして、ロシアにはいけませんってのはまあそうか~とか思うところはある。
いやまてあの人らなんで直で大統領と話してたんやとか。
いやいや爆弾おいたん1個じゃなかった…?なんでそんな大爆発したん・・?
ラストもなんかおもくそハッピーエンドにもってってたけどまあ変な余韻残すよりはええよなぁ。
ちゃんとこういいたいことががっちりしてる。