ヤマト

トゥモロー・ウォーのヤマトのレビュー・感想・評価

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)
3.8
2022年263作品目
洋画連続鑑賞中。
Amazon primeの高評価作品を観よう7作品目
【クリス・プラット】主演
ジャンルはSFアクション
《トゥモロー・ウォー》

キャッチコピー「私たちは全滅する。あなたたちが助けてくれない限り。」


冒頭は崩壊した都市の上空から屋上にあるプールに落下して行く緊迫したシーンから始まる。
そこから28年前と遡り、2022年12月カタールワールドカップの決勝戦の試合中、フィールドに不思議な光に包まれて武装した兵士の一隊が突然に姿を現す。
30年後の未来から来たという兵士達の話によると、未来では[ホワイトスパイク]と呼ばれるエイリアンに地球は侵略され、人類は絶滅の危機にあると世界中に呼びかけ、2022年の世界の人達に救援を求める。

《ジュラシックワールド》や《アベンジャーズ》でもお馴染みの【クリス・プラット】演じるダン・フォレスターは元軍人の生物教師で、イラク戦争において分隊長についていた経歴がある。
徴兵適性検査で適合したダンが、家族の為に未来と現代で奮闘するというもの。

タイムトラベル、エイリアンとの戦争、主人公のダンが軍人と教師(化学者)の経験を遺憾なく発揮するカッコ良さ。
また数々の有名作品にも出演している【J・K・シモンズ】演じるダンの父親役ジェームズ・フォレスターも良かったです。
ダンとは疎遠になっているが、元軍人で、大富豪の機体整備係、工学の修士号を持っているなど、能力を遺憾なく発揮し、クライマックスでの見せ場は本当に良かったです。
あと個人的には【サム・リチャードソン】演じるチャーリーのキャラクターが好きでした。
カチカチの内容に締まりのない発言をする人って時には大事ですよね。
あと面白かったのが、【マイク・ミッチェル】演じるロバート・コーワンが緊張のあまり名前を聞かれた時に先に答えた【メアリー・リン・ライスカブ】演じるノアの名前を復唱したのはチャーリーのキャラと同じく良いスパイスでした。

徴兵の強引さやタイムパラドックスのことなど、細かい突っ込みどころはあるものの、全体的にシンプルで面白い作品でした。
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