前世の記憶を蓄積するインフィニットは、2つの勢力に別れ対立し、バサースト（キウェテル・イジョフォー ）は全生命を終わらせようとしていた。エヴァン（マーク・ウォールバーグ）はノーラ（ソフィー・クックソン）たち仲間とともに記憶を取り戻して、バサーストの企みを止めようとする。
アントワーン・フークワ監督による壮大なSFアクションだけど、悪い意味で「リベリオン ―反逆者―」を思い出した。
近年のフークワは作品の波が激しいような…
冒頭のカーチェイスに、ウォールバーグとイジョフォーの対峙からの逃走劇あたりはかなりの迫力。
だけど、隠れ家ハブに行って、東洋風な訓練が始まるあたりからヤバい雰囲気だなと思ってたら、やっぱり過去の近未来アクション映画を繋ぎ合わせたような内容が延々続いてしまった。
脇役にトビー・ジョーンズを使ったり、前世のキャラがディラン・オブライエンにルパート・フレンドと、なかなかいい配役だっただけに残念。
ラストで急にシリアスというか説教臭くなるあたりも違和感ばかり。
“気を付け、礼！” には失笑。
