ごちょう

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャングのごちょうのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歴史を詳しく知っているわけじゃないが、現実では義賊として行動し貧困層の人々に慕われていたとされており、映画ではそういった描写は少なく現実とは違うことを割り切って見たほうがいいかも。現実世界のネッドケリーとは切り離して、「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」のネッドケリーの物語として楽しんだ。

抑圧者からの不条理な行いの数々に対して、自分なりの義をもって戦うネッドは熱かった。

その一方で母親を含めた家族の影響を受けず、教育を受けれていたらと考えてしまう。母親って存在は偉大だ...

最後の戦闘前、手記を書くシーンでも教科書を元に文章を知りたそうにする姿だったり、死の直前にタスキをかけた幼少期の自分がネッドを見る姿から、ネッドにはどうしようもなかった選択によって来るところまで来てしまったという辛さがあった。ただそれでもネッド自身には後悔はないと思う。

あとニコラスホルトはx-menでしか見たことがなかったから、こんな役も演じれるのかとびっくりした。
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