きき

パーム・スプリングスのききのレビュー・感想・評価

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)
3.6
大好きなドラマ『ブルックリン・ナインナイン』のジェイクこと、アンディ・サムバーグと、『モダン・ラブ』や『ファーゴ』などのクリスティン・ミリオティが主演する、タイムリープものラブコメディ!
監督は本作が長編二作目にあたるマックス・バーバコウ。

妹の結婚式に参列する為、砂漠の中のリゾート地、パーム・スプリングスへやって来たサラ(クリスティン・ミリオティ)は、披露宴の途中に出会った青年ナイルズ(アンディ・サムバーグ)と抜け出し、いい雰囲気になるも、突如謎の中年男性(J・K・シモンズ)が彼に向かって弓矢を打ち放ち、逃げ惑う羽目に。
そしてそのまま逃げるナイルズを追って、洞窟に進んだサラは、気付けば結婚式の朝をまた迎えていた。
ナイルズを探して問いただせば、彼は何度もこの日をループし、抜け出せないと言うが…

というお話。

ゴールデングローブ賞にもノミネートされて、ポスターも可愛くって、おまけにアンディ主演なんて内容知らなくても自然と期待が高まっちゃう…!

なのに、その期待に負けることのない満足感♡

上映時90分、というのは、映画にしては割と短めだけれど、その中に楽しいも悲しいも幸せも面白いも切ないも狂ってるも、沢山の要素が詰まっていて、決して飽きさせないバランスの良い映画◎

クリスティン・ミリオティがやっぱり好きなお顔なんだよな〜。
アンディも別にタイプじゃないのに、なんでだか安心するフォルムなのよね、顔も声も。
二人がめちゃくちゃネームバリューのある俳優さんじゃないのも、本作で主演を飾るにはぴったりだったと思う☺︎︎!

タイムループもの、と言ってしまえばよくある映画でもある。
でも、その解決策が意外や意外!
これは割と新しいのでは?と思えて、最後まで楽しめる感じも良き\♡/"

そして何より、男と女の思考の違いが上手く表現されてる。
それは性差別的な意味ではなくて、やはりどうやっても違う性質を持ってるからなぁ、と。
勿論、サラのような男性もいるだろうし、ナイルズのような女性もいると思うけどね。

もう十分うんざりした〜みたいなセリフがクライマックスにあるのだけど、そこが良かったなぁ。
ラブストーリーとしても軽快だし、ループものとしても新鮮さもクレイジーさもありつつ、絵面すべてが可愛くて、さらっと観られるオススメ作品です!

J・K・シモンズのぶっとび感も良かったよ〜!
ちょっと勿体無くない?と思わなくもないんだけどね。笑

ちなみに、妹夫婦、どっかで見た顔だなー、と思ったら、妹は『リバーデイル』の子ね!見てないけど。
その旦那は現在放映中のアローバース作品でスーパーマンのタイトルロールを演じるタイラー・ホークリン。

割とドラマ好き勢が楽しめるキャスティングだったのかも𓅪˒˒

記録 : 2021年67本目。
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