ヴィジュアルの配色が良作ハズレなしの予感!そして舞台は今年6〜7月に異常高温を記録したゴルフ・リゾートのカリフォルニア州パーム・スプリングス!でも出演者で知っている名前は「セッション」の鬼教官を演じたJ.K.シモンズだけ!予告編でシンディ・ローパーの"Time After Time"が流れていたような気がしたんだけど違ったみたい（汗）と思ったらナイルズを演じたアンディ・サムバーグは最新シリーズのオンエアが決まった「ブルックリン99」の主要キャラの一人を演じている（らしい←いまだに未見）。
ラブコメと呼ぶにはドライでさっぱりカラッとした仕上がり。たまたま共通の目的を抱いた二人が怪しいおっさんから追いかけられながらタイムループをぐるぐる繰り返し、元に戻ろうと試みるのだがなかなかうまくことが運ばない。だがなぜかもどかしさを感じるどころか、ちょっと格言みたいに感じられるナイルズのセリフにふんふんとうなずいたり、笑いながら『んなわけないだろ!』と突っ込みたくなったり、プールに浮かんでビールを飲んで大丈夫かいなと心配になったりしながらもポンポさん基準の『映画は90分!』どおり90分で終わった。これってUSではHulu配信公開作品だったのね。日本のHuluは「サタデー・ナイト・ライブ」しか観たい作品がないから契約していないけど、ネトフリ製作ものみたいにお説教臭くないので今後要チェック。
とりあえず疲れているときにでもなにも考えず映画館へ向かって気軽に観られる作品。今年はホントにheat domeとかいう熱波の影響でL.A.から遠出する気が起きなかったので、次回は建造物を観にパーム・スプリングスへ行きたい。
