あちぴろ

パーム・スプリングスのあちぴろのレビュー・感想・評価

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)
3.9
予告が秀逸過ぎる。
知ってる役者さんも少ないのにすごく観たくなるうまい作り。

タイムループモノ、恋愛絡みとなると、自分には全くハマらなかった「アバウト・タイム」を思い出してしまうけど、本作はむちゃくちゃ面白かった。

主人公ナイルズ(アンディ・サムバーグ)は浮気症の恋人が出席する友人タラの結婚式に砂漠のリゾート地パームスプリングスのホテルの部屋で目を覚ます。結婚式でアロハシャツに短パンという衣装で出席。そこにいたタラの姉サラ(クリスティン・ミリオティ)といい関係になる。そんな中、突如老人にボーガンで狙われてしまうナイルズ。老人ロイ(J.K.シモンズ)が消えた洞窟にナイルズも傷を負いながら逃げ込むが、来るなという静止を聞かずにサラも入ってしまう。
目覚めると同じ11/9の朝に戻ってしまったサラ。ナイルズに詰め寄るが実はナイルズはこんな毎日を何ヶ月も繰り返しているというが…


笑った。
うまく作られてた。
洞窟に入ってしまった3人には毎日毎日同じ日が続き、片方は地獄と捉えて、もう片方は毎日を楽しく過ごす方法を考える。

それだけでは終わらず、繰り返す日々からの脱出方法を模索したり、実はすでにヤっちゃってたり、突然の恐竜出てきたり笑。

色んな伏線をうまく回収してて、ラストシーンもとても良かった。

毎日毎日同じ日を過ごすとしても、ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかが分かれ道かな。
あちぴろ

あちぴろ