音楽好き、特にヒップホップ好き、ニューヨーク好き必見…！わきまえない女が色々諦めてわきまえた女になろうとするも…という展開はマジで推せる。
あとNYをキラキラと描くのも好きですが、こういうリアルなNYを描く作品って好き。やっぱりタフじゃないと生き抜けない街だし、だからこそ自分に自信がある時に、見知らぬ人から微笑んでもらったり褒めの言葉を掛けてもらえると、その瞬間が輝くもんです。
「フランシス・ハ」よりも更に厳しい環境（なぜならblack womanだから）、「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」よりも焦燥感が募り（なぜならもうすぐ40歳だから）、「GIRLS」のハンナがblackで40歳だったら、こんな感じかな…
モノクロだし別に見目麗しい主人公とかではないので見始めはもしかしたらつまらないかもだけど、ラストにかけてスカッとするので、普通に「ボヘミアン・ラプソディ」のライブシーンに高揚感を感じる人は同じような気持ちになれるのでは？
わたしはべちゃべちゃに泣きました。
