物語の内容は正にあらすじの通り。国の事情は違えど未婚の母とその子ども、生計、母と子の将来は心配。
画、音楽、台詞、どれも過度な演出がなく久しぶりに普通で素直な作品をみました、好感。
夫の死後、長い間アブラの胸の奥に眠っていた情がしだいに表になる様、演じるルブナアザバルが素晴らしいです。
そのアブラに助けられつつアブラに笑顔をもたらす未婚の母、サミアの悩みと母性の芽生えが丁寧かつゆっくりと描かれていたのも良かった。
ほんとうに優しい作品、余韻もゆっくり長く続きました。
(メモ)
ルブナアザバル、灼熱の魂