ざまんごー

モロッコ、彼女たちの朝のざまんごーのレビュー・感想・評価

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)
3.9
有楽町ぶらぶらして、その帰りにそのまま近くでやってたので見た。

最初、女としてモロッコで生きることの窮屈さや彼女たちが日々厳しい世界でどうにか生きている印象が強いグレーな物語だったが、話が進むに連れてすごく彩りのある映画になった印象。

最初は鉄仮面の様だったアブラがだんだん「女」に戻っていって、笑顔を見せたり人生を楽しんでいく姿が美しかった。
無理矢理サミアがアブラに音楽を聴かせるところ、アブラの心境の変化が良く映し出されていた。あとは2人でパンを捏ねるところ。鏡に映る女としての裸体を見つめるところ。

女の強さ、艶かしさが存分に出ていた、すごく色気がある映画だった。
モロッコ行きたい🇲🇦🇲🇦🇲🇦あの中東のカオス感が懐かしい。

ワルダが可愛すぎる。
後は原題が「Adam」だったのも印象的だった。
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