#twcn
特に珍しい話でも新しい手法でもない。
なのになんでこんな…こんな…こんな感慨が残るんだろう…思わずタールの重い煙草に手が伸びたんですけど全然効かないし!
なんだろうこの気持ち?!
ネタバレせずに感想書くの難しくない?!
予告もあらすじもなんも書いてないやん!
英語の媒体もいくつか読んだんですけど同じことしか書いてなかった…。
なので下のほーうにちょっと書きますのでご注意ください!!!
いや、よくある話やと思うねんほんまに…
国境が海峡である日本で生まれ育った身としては、ミゲルがアメリカきらメキシコに徒歩で帰ってくるとこめっちゃ興味深く見てました。
なるほど、地続きで別の国に行けるというのはこういう感じなのか。
空港であるような荷物検査して回転ドアを2回潜るとそこは異国…
普通なんやろうけど俺たちそれ一生出来ないからさぁ?!
他の多くの国はこんな感じなのか…
ババアがミゲルに出会った時ドキドキしながらも救われた気持ちになったのに…こんなことになってるのメキシコ?!
闇が過ぎる…
あと、あの話聞きに行ったおっさん何語よ?!
イタリア語?!
そもそもおっさん英語もメキシコ語も話せないのになんでメキシコの国境越えてアメリカに行こうとしてんだよ?!
不思議な感慨すぎて絶対この監督の次作も見ると思う。
でもスペイン・メキシコ合作ってのが気になる…単にメキシコで予算を捻出できなかったのかな?
それともスペインが入ることでカルテルのこういったものが描けたのかな??
クレジットめっちゃいっぱい人いたしDolby Atomosで撮ってるし…だからの音圧か、ミニシアターで観たけどちょっと納得しました。
※※※ここから下は大事なネタバレするので未見の方ご注意※※※
死んでてくれたらよかったのに…
って思ったよね心から。
その方が幸せだったよ。
一緒に出掛けて先に死体が見つかった家族が羨ましく感じるほど。
あまりに強い息子。
ある意味息子は死んだ。
あれを息子と思うか思わないか?
ババアの最後の決断は…思ってないよね…
ババアの息子はニ度死んだ。
ババアはニ度息子を亡くした。
一度目はミゲル。
そしてその場でもう一度息子は死んだ。
ババアが殺した、という言い方がのが正しいのかはわからないけど確実に死んだ。
息子を見た驚きより「仕送りするから」の一言が刺さり過ぎて…(T . T)
日本語字幕:杉田 洋子