風車男ハリヲ

ポゼッサーの風車男ハリヲのレビュー・感想・評価

ポゼッサー(2020年製作の映画)
2.9
他人の意識を乗っ取る特殊な暗殺を生業とする主人公。代償として心身ともに大きな負荷がかかる中、ある変化が訪れる。
超重い映画だった……。犯行のシーンからして執拗なメッタ刺しやら死体描写の生々しさで気分悪くなるのに、脚本が精神的な追い打ちをかけてくる。救いがない。
ブランドン・クローネンバーグ監督の長編デビュー作『アンチヴァイラル』は、変態嗜好の強さで人を選ぶ作品だったけど、『ポゼッサー』は観ていて純粋に気が重くなるからキツイ。この監督の世界観ヤバすぎる。