設定も映像も面白いけど…やっぱり監督はあくまで"芸術"を作ってるみたい。私はもう少し"映画"にして欲しかったなあ。
同じような芸術的感性を持ってる人ならハマるんだろうし、本当に好みが別れそうな作品。
自分を取り戻せなくなる恐怖、というのは遠い話に見えて実は割と身近なものなんじゃないかと思う。例えば自分の意思に反して体が動いた時、もしくは動かせない時のえも言えぬ気持ち悪さとか。
そういった足元の浮遊感みたいな恐怖心は上手く表現されていて良かった。映像も良い。(2回目)
"意識"が壊れた時、残るのは"衝動"か?