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アカーサ、僕たちの家のcrnのレビュー・感想・評価

アカーサ、僕たちの家(2019年製作の映画)
3.5
自然の中で生きていくには家族/集団が必要で、その必要性がこの家族をまとめていた。社会の中に移され、集団の構成員が個人になっていく過程が興味深い。親子関係の捉え方、外部への順応性、集団内部への依存度合い、そして知恵など、個人間の違いが浮き彫りになっていく中で、家族のまとまりは薄くなっていった。悲しく見えるけれど、人としての自由や可能性は拡大している。

ドキュメンタリーとは思えない画面構成が多い点も、観ていておもしろかった。
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