ケージー

83歳のやさしいスパイのケージーのネタバレレビュー・内容・結末

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

何となく内容を調べずに「タイトル」だけ気になったので観ました。
ドキュメンタリー映画なんですが、「映像記録」的な意味合いといより、「ヒューマンドラマ」でした。
老人ホームに潜入して、とある女性の生活を調査することになった83歳のおじいさん目線からの、「老人になるとは」「家族と生きるとは」そして年齢により肉体的に劣りはするけど「それほど人の心は変わらないという現実」。
何歳になっても寂しいし、恋愛もするし、笑顔で居ることに幸せを感じる。
「老人」になることで口にできない・押さえつけられたりする現実と向き合い、「当たり前なこと」を気付けない観てる側に訴えてる作品に思えました。